OpenCVでスプラトゥーン2の試合中の情報を解析するツールを作っている5

前回 'http://blog.jiikko.com/151

最初の実装が動くようになってから、どうすればリグマを一緒にプレイしている味方にも通知音声を届けることができるかを考えてた。当初は、VPNに入ってもらって、手元にあるMacBookの80ポートにアクセスしてもらって音声を届けようと思っていたんだけど、MacBookにアクセスが来るのでスケーラビリティが低いとか、アカウントを発行するとか、事前準備がめんどくさかったのでやめた。

最終的には、公開しているwebページへwebsoket経由で音声を届けるようにした。

railsには、actioncableというwebsocketを簡単に実現できる機能があり、herokuにはインターネットに公開しているredisを作成する機能がある。これらを使うことで、自宅でゲーム画面を解析した結果をredisに送信すればherokuのURLを開いているだけで誰でも通知を受け取れるようになった。
https://github.com/splaspla-hacker/splatoon2_enemy_visualizer_frontend

この構成のすごいところは、(接続している人数が増えても自分のコンピューター資源は減らないので)スケーラビリティが高くてコストが最小限ということ。

実際に使っている感じは問題なく動作しているように思う。
heroku越しに音声を受け取っている動画は https://www.youtube.com/watch?v=QFrYSWYJ3lw にアップロードした。